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重要なお知らせ

振り込め詐欺の手口は巧妙化しています
「オレオレ詐欺・還付金詐欺・融資保証金詐欺・架空請求詐欺」
にご注意ください

平成21年11月10日

ご注意ください!

私は被害に遭うことはないと思っていても、手口は巧妙化しています。

  • 「誰にも言わないように」、「3時までに振込して」、「銀行に言わないように」などは要注意です。慌てないで、お金を振り込む前に本人や家族、勤務先などに連絡を取り、確認しましょう。
  • 社会保険事務所、税務署、市町村役場などから、医療費、税金、保険料などの還付金の手続きを電話でお願いすることはありません。
    また、キャッシュカード(ATM)で手続きすることはできません。
  • 警察官や銀行協会職員がキャッシュカードを預かったり、暗証番号をお聞きすることはありません。
  • 融資を受けるため「手付金」や「保証金」、「審査料」などを、事前に振込依頼される場合は要注意です。
  • 身に覚えのない請求ハガキ等に記載されている連絡先や「確認のため至急連絡を」と書かれていても、相手から指定された電話番号には電話をかけないようにしましょう。
  • 「宅配便」やコンビニエンスストアの「エクスパック」を利用して現金を要求される被害も発生しています。
電話で指示される振込や還付金、給付金手続きは詐欺です。

被害にあわないために

  • 必ず、本人・ご家族に連絡を取り事実を確認してから!
  • 一人で判断せず、必ず家族や警察等に相談してから!
  • 口座番号や暗証番号は、他人には言わない!知らせない!
  • すぐに振り込まない!一人で振り込まない!確認してから!
  • 指定された番号には電話しない!電話番号は自分で確認してから!
  • キャッシュカードのご利用限度額を日頃利用される金額に引下げしておくことをおすすめします。
  • 普通預金残高が多い場合は、「定期預金」等に預け替えすることをおすすめします。
だまされたらあかんでよ!
すこしでも変だなと思ったらご家族や警察などに相談してください。

還付金詐欺にご注意ください

  • 税務署や社会保険事務所などの職員を装い、「医療費、税金などの還付金がある」などの話を持ちかけ、言葉巧みに誘導し、ATMから振込みさせてしまう手口です。
  • 「本日が期限です。還付金を支払いするので、3時までにATMから手続きをしてください」等の説明には、要注意です。
  • ATMからお客さまが振込をするような還付金手続きはありませんのでご注意ください。

架空請求(身に覚えのない請求)にご注意ください

  • インターネットや携帯電話などの「有料サイト利用料金の支払いが遅延している」などの請求書が送られてくる場合があります。利用した覚えがない、過去に利用したことがある、家族が利用したかも解らない、などのケースもあり注意が必要です。
  • 実在する公的機関の名称を用いて不正な請求をしてくる場合もあります。
  • 銀行や保証会社から借入金の債権を譲り受けた債権回収業者であると称して返済請求してくる場合もあります。
  • 脅迫的な文言を用いて法外な金額、強引な支払・返済を請求してくる場合もあります。
  • 身に覚えのない裁判所の呼出状などが郵便により送られてくる場合もあります。
  • 電子メールや携帯メールに表示されたアドレスにアクセスするだけで高額の請求をしてくることもあります。
  • 「あなたの家族を監禁、誘拐した」などと、お金を要求してくる場合もあります。
  • 利用したことがなく身に覚えのない請求があった場合には、すぐに振込をしないように。
  • 「確認のため至急連絡を」と書かれていても、相手から指定された連絡先には、こちらから電話は架けない。
  • 身に覚えのない発信者からの電話や電子メールに表示されているアドレスには、十分な注意が必要です。安易に連絡(アクセス)しないようにしましょう。
  • 不当と思われる請求であっても、法律上有効な契約となる場合があります。不審に思った場合は、最寄りの警察や弁護士、消費生活センターなどへ相談しましょう。

融資保証金詐欺にご注意ください

  • 郵便物、電子メールなどにより、「融資をします」などの案内が送られてきます。 融資の申込をすると「すぐには融資できないが、保証金などを振込すると融資を受けることができるようになる。」などと、振込を依頼(要求)してくることがあります。
  • 事前に現金の振り込みを要求するものは要注意です。
  • 不審に思ったら最寄りの警察署や公的機関等へ相談しましょう。

「急にお金が必要、振込して」にご注意ください

  • 「オレだよ、オレ」「私だけど、解る」など肉親(息子や孫、あるいは夫など)を装って、電話を架けてくるケースが以前は多かったのですが、最近はつぎのような事例が多くなっていますので、ご注意ください。
  • 警察官を装い「あなたのご主人(息子さん)が交通事故を起こしたので、入院費用や示談金が急いで必要です。」などと振込を依頼(請求)してくる場合や、弁護士、保険会社、事故相手の男性やその妻などを装った人物から電話を架けてくる場合もあります。
  • 「女性を妊娠させたので急にお金が必要になった。誰にも言わないでほしい。」などの場合もあります。
  • 弁護士等を装い、「あなたのご主人(息子さん)が電車で痴漢行為をして警察にいるが、相手の女性が示談に応じてくれるので至急お金を振り込みしてほしい」などの場合もあります。
  • 「会社で使い込み事件が発覚したので現在、取り調べ中である。告訴を取り下げるために至急お金が必要になった……」「会社や学校等で女性にセクハラ・痴漢行為をしたので示談のためにお金が必要……」「学校で生徒にケガをさせた。表沙汰にしたくないので……」などもあります。
  • 「誰にも言わないように」「3時までに振込するように」「銀行には言わないように」などは要注意です。
  • お金を振り込む前に、本人や家族、勤務先等に連絡を取り、事実かどうかを確認しましょう。(事実が確認できないときは振り込まないように)
  • 不審に思ったら最寄りの警察に相談しましょう。
  • 万一、被害に遭った場合も警察のほか公的機関等に相談してください。

警察官や銀行協会職員を騙り現金を詐取する被害の事例

最近、東京都内で「警察官や銀行協会の職員を騙り、あらかじめ預金等を出金させて、手渡しにより現金を詐取する被害」が頻発しています。
東京以外の地域においても十分にご注意ください。

手口

  • 警察官、銀行協会等を騙って
    「あなたの口座が振り込め詐欺に使われたので、口座を凍結します。」
    「これまで使っていた口座が使えなくなるので、新たな仮口座を作ります。事前に口座からお金をおろしておいてください。」
    「担当者が、自宅まで現金を預かりに伺います。」
    などと騙し、預金を払い戻しさせて、自宅等において手渡しで現金をだまし取る。
  • 犯人が預金者に対し、
    「銀行にも共犯者がいますから、だれにもいわないように・・・・・・・」
    「銀行に使用目的を聞かれたら“家屋の補強工事”と答えてください。」
    などの口止めをしている。

被害にあわないために

  • 警察官や銀行協会が「預金のお引出し」をお願いすることはありません。
  • 「誰にも言わないように」、「銀行には言わないように」などは要注意です。
  • 警察官や銀行協会職員であっても、面識のない人には現金やキャッシュカードは絶対に預けない。暗証番号は絶対に教えない。
  • 一人で判断せず、すこしでも変だなと思ったら、必ずご家族やお近くの警察署に相談してください。